Skip to content
All posts

BLANDE研究学園店 GPSデータで見る商圏と来店客の把握について

 あっという間に12月ですね。こちらの記事では店舗の商圏や来店客の把握、またそれに関連するプロモーションなどをお仕事にされている方のための記事です。

  今回は2回目、茨城県のつくば市にオープンしたBLANDE2号店について、お店にはどこから人が来ているのか、来店しているお客さんはどのような方なのかを掘り下げてみようと思います。

 利用している手法は、GPSデータを使った分析。スマホの登録者情報から、そのお店に来た人がどの場所に住んでいるのか、どんな性年代の方なのかを把握することができます。最近取得しやすくなったデータですが、POSや会員データからだけでは把握しにくい来訪者情報をタイムリーに分析することができます。ではさっそく見ていきましょう。まずは店舗の情報と集計期間の要件です。

 

■店舗情報

 店名:BLANDE研究学園店 茨城県つくば市研究学園 3 丁目 23-3マップはこちら

 比較店舗:BLANDEつくば並木店  茨城県つくば市並木4丁目3-2

 オープン日:2022/2/17(木)

 分析集計期間:2022/9/1(土)~10/31(月)

 ※お店に来ている人をヒートマップで見たものが下記の地図になります。日別、のべ人数で集計しています。
 ※地図に色付けしていますが、地図の見方は下記の説明もご参考にしてください。

凡例説明

 

■集客エリア

【広域版】

                       

【拡大版】

   

   研究学園店は地図右側の広い範囲から訪れている人が多いことがわかる。比べ並木店は店舗周辺の地域から多く訪れていることがわかる。

全体的にみて、研究学園店の方が人気な様子。

■来店客の属性

   

     男女比は変わらないが、研究学園店が圧倒的に来客数が多いことがわかる。

 

■時間帯別の来店客数

【期間全体】 

                           

【平日のみ】

   

【祝休日】

   

    グラフ化まではしていないが、研究学園店は20代が多く来訪していて、12~15時頃に来訪のピークが来ていることがわかる。比べて、つくば並木店は50代以上が多く、来客時間も午後から夕方にかけて訪れていることがわかる。

 こちらのデータでは年代別のデータも見ることができるのですが、その中身を見ると研究学園店は駅が程近く、付近に筑波大学やJAXAなど国等の研究・教育機関をはじめ、およそ150の民間の研究機関・企業等が立地しており、高級志向や健康志向のファミリー層や学生といった層も来訪しているのではないかと思います。


 以上、GPSデータを使用した、店舗来訪者の分析でした。

 オリコミサービスは、「ロケーションナビゲーター」というサービスのなかで、今回のようなGPSデータを活用した分析を提供しています。データ自体は「3日前」くらいまでのデータを参照・分析することができます。オープン間もないお店であっても、タイムリーにお店で起きていることを見える化することができます。

 GPSデータだけではなく、居住者のデータやレシートのデータなどを活用して、さまざまな角度の分析をすることが可能です。販促や店舗開発などのお仕事をされている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 今回の分析のように、GPSデータを利用した分析事例を20個まとめたものを無料でダウンロードすることができます。下記リンクよりぜひダウンロードして参照してみてください。

 

  ロケナビ事例無料DL

  今回のような分析は日本全国、スピーディーに、低コストで承ることが可能です。「不振なお店があるのだけど分析して課題設定をすることはできる?」「検討中の物件があるんだけど分析できるか」など、ご相談やご質問などありましたら、こちらからお気軽にお願いします。

 

お問合せフォーム