間もなく新生活スタートの時期になりますね。こちらの記事は店舗の商圏や来店客の把握、またそれに関連するプロモーションなどをお仕事にされている方のための記事です。
今回はいつもの店舗分析ではなく、ゴールデンウイークを間近にひかえたこのタイミングで昨年のゴールデンウイークの北海道(新千歳空港)と沖縄(那覇空港)の来場者を比較してみました。どちらの来場者数が多いのか?年代別ではどうか?などを掘り下げてみようと思います。
年間の乗降客数でみると全国的には羽田空港が圧倒的に多く、次いで福岡、新千歳、那覇の順となっています。今回はゴールデンウイークに集計時期を絞って、新千歳空港と那覇空港の来場者の実態を把握してみます。
分析に利用している方法は、GPSデータを使った分析。スマホの登録者情報から、どのくらいの来場者数があるのか、どんな年代の方なのかなどを把握することができます。最近取得しやすくなってきたデータですが、来場者情報をタイムリーに分析することができます。
ではさっそく見ていきましょう。まずは対象空港の情報と集計期間の要件です。
■情報
空港名:新千歳空港 〒066-0012 北海道千歳市美々(マップはこちら)
那覇空港 〒901-0142 沖縄県那覇市鏡水150(マップはこちら)
分析集計期間:2022年4/29-5/8
■来場者の属性
令和3年度 乗降客数順位
令和3年度の乗降客数を見ると羽田空港がダントツで多いことがわかります。次に福岡、新千歳、那覇となっています。その中の新千歳空港・那覇空港の北と南代表としてゴールデンウイーク期間で比較してみます。
全体的に新千歳空港の方が来場者が多いことがわかります。
両空港とも、20代が最も多く、次に30代、そして40代、50代は同じくらいの来場者数となっています。ゴールデンウイーク期間中の北海道(新千歳空港)、沖縄(那覇空港)は若い人たちの利用が多いようです。
■時間帯別の来場者数
【期間全体】
新千歳空港、那覇空港ともに午前中から来場者が増え15時くらいにピークがあり、緩やかに減っていきます。またどの時間帯においても那覇空港よりも新千歳空港の来場者が多くなっていることがこのグラフからわかります。
以上、GPSデータを使用した、空港来場者の分析でした。
オリコミサービスは、「ロケーションナビゲーター」というサービスのなかで、今回のようなGPSデータを活用した分析を提供しています。データ自体は「3日前」くらいまでのデータを参照・分析することができます。オープン間もないお店であっても、タイムリーにお店で起きていることを見える化することができます。
GPSデータだけではなく、居住者のデータやレシートのデータなどを活用して、さまざまな角度の分析をすることが可能です。販促や店舗開発などのお仕事をされている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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