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Google広告とYahoo!広告どちらがよいのか?

WEB広告と言えば、活用のしやすさやリーチの面などから「Google広告」「Yahoo!広告」の2つが挙げられますが、Google広告とYahoo!広告どちらを使えばいいのとご相談を受けることがございます。結論から言いますとリーチするユーザーや配信先が異なるため、効果的にリーチを広げることができます。この記事では、Google広告とYahoo!広告の違いを広告の配信先、ターゲティングメニュー、特徴などから説明していきます。

メディアの特徴の違い

 

ORIKOMI SERVICE BLOG (2)

Google広告の特徴としては、Googleの検索エンジンや関連サイト上で広告を表示することができます。Googleの検索エンジンのシェア率は約80%を誇り、広告メニューも検索・ディスプレイ・動画(Youtube)・ショッピング・アプリなど、さまざまな広告プロダクトがあり、多種多様な広告配信が可能で、多くのユーザーにアプローチすることが可能です。また、Googleはリアルタイムで広告の効果や成果を分析することができるため、効果的な広告運用が可能です。

一方、Yahoo!広告はYahoo! JAPANや関連サイト上で広告を表示することができます。Yahoo! JAPANは日本国内で非常に高い利用率を持っており、特に日本市場をターゲットにした広告運用には効果的です。検索エンジンのシェア2位ので12.55%ですが、シェア3位(8.10%)のbingにも検索広告で広告を配信することができます。また、Yahoo!広告は、Yahoo!検索をはじめ、乗換案内やYahoo!ニュース、Yahoo!知恵袋、メール、オークションなど約100のインターネットサービスを提供しており、サービス内での広告を配信をすることが可能であり、LINE広告の一部にも広告を配信することができます。

 
Google広告のプロダクトと対応するYahoo!広告の表
GY広告メニュー
 

ユーザー層の違い

Google広告のユーザー層は非常に広範で、幅広い年齢層や興味関心を持つユーザーにアプローチすることができます。特にインターネットを積極的に利用するユーザーやビジネスを行うユーザーに効果的です。

一方、Yahoo!広告のユーザー層はYahoo! JAPANを利用するユーザーに偏りがでますが、Yahoo!を普段から利用している方をYahoo!ニュースなど毎日のように閲覧するユーザーにアプローチすることができます。

 

広告の配信先の違い

Google広告はGoogleの検索エンジンや関連サイトに広告を配信することができます。
Googleアドセンスの広告枠をもつブログやアプリなどにも広告配信されるため、インターネットを積極的に利用するユーザーやビジネスを行うユーザーに効果的です。検索シェア圧倒的1位で、広告配信先も広範なため幅広い年齢層や興味関心を持つユーザーにアプローチすることができます。
 

Yahoo!広告はYahoo! JAPANや関連サイトで広告を表示することができます。Yahoo! JAPANは日本国内のネットユーザーのうち、スマホで8割以上、パソコンで6割以上にリーチすることができ、非常に高い利用率を誇っており、広範なユーザーに広告を届けることができます。また、配信先には一部LINEにも広告を配信することができます。

 

 検索広告配信先
 

(例)GY検索広告提携パートナー

どちらも提携パートナーサイトでの広告配信が可能になっています。パートナーサイトへの広告配信を停止することもできるため、運用数値を確認して判断する必要があります。

また、Yahoo!検索広告では検索シェア3位の「Bing」への配信が可能です。
Bingは、Microsoftの標準検索エンジンとして組み込まれており、コロナ禍によるリモートワークやオンライン教育などの普及により、Microsoftのデジタルサービスの利用が増えたため、Bingの利用する機会が増えたと言われています。広告する商材やサービスによっては、より効果的な場合もあるため、数値をモニタリングしながら配信設定の可否を判断する必要があります。
 
 
 ディスプレイ(バナー)広告配信先掲載面
 

GYディスプレイ広告提携パートナー(例)-1

ディスプレイ広告の配信先については、Google広告は、Google関連プロダクトとGoogleアドセンス枠への配信が中心で、一部Yahoo!ニュースへの配信も可能です。Yahoo!広告は、Yahoo!サービスへの配信が中心で一部LINEへの広告が可能です。配信先では一部重複する可能性がありますが、基本的にクリック課金でユーザーへの配信のため、ロスになることがほぼありません。両方での広告配信を実施すれば、届けたいユーザーへ漏れることなく広告を届けることが可能です。
配信する中でコンバージョン数値など重要指標の数値チェックを行って、広告配信の最適化を行う必要があります。

 

ディスプレイ広告のターゲティングメニューの違い

Google広告・Yahoo!広告ともにユーザーの属性や興味関心に基づいて広告を配信することが可能です。また、デバイスや地域などの条件によってもターゲティングすることができます。
Google広告のキーワードターゲティングYahoo!広告のサーチターゲティングは、どちらもキーワードを指定したターゲティングですが、キーワードと関連するサイトに配信指定できるのが「Google広告・キーワードターゲティング」で、指定したキーワードを過去に検索したユーザーをターゲティングするのが「サーチターゲティング」です。
 

GYターゲティング表

まとめ

Google広告とYahoo!広告はそれぞれ広告を表示させる配信先が異なっており、どちらの広告を利用するかは、ターゲットとするユーザー層や広告の目的によって選ぶべきです。運用型広告の場合は主にクリック課金のため、数値がよい方を活用していくという方法もありますし、商品やサービスによっては知見や事例を参考にすることもできます。他にもサイト解析によって決める方法もあります。どちらかでお悩みの場合は、お気軽にご相談いただければ、事例数値などあわせてサポートさせて頂きます。

 

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