Skip to content
All posts

2024年版Yahoo!広告とは?

昨年セミナーを共催させて頂きましたLINEヤフー株式会社の「Yahoo!広告」について、Yahoo!LINEが一つの会社に統合され、今後更なるバージョンアップが期待されるYahoo!広告の広告形式や掲載先、ターゲティングメニューなど2024年時点の情報をご紹介します。

 

Yahoo!広告とは?

主にYahoo!検索に表示させる「検索広告」とYahoo!JAPANをはじめとしたサイトに広告を表示させる「ディスプレイ広告」があります。ディスプレイ広告には、「予約型」と「運用型」があります。
Yahoo!広告は、国内の主要デジタルメディアであるYahoo!JAPANと提携サイトに広告を配信させることができます。Yahoo!JAPANは、検索をはじめニュースや地図、知恵袋、スマートフォン決済など約100のサービスを提供しており、月間ページビュー数は、約830億にもなります。また、Yahoo!JAPANのスマートフォン月間アクティブユーザー数は、約7000万人おり、国内のスマートフォンアクティブユーザー8400万人の約84%を占めます。PCのアクティブユーザーは、1800万人で国内のアクティブユーザー2,900万人の64%を占めます)
 

Yahoo!広告メニュー

・検索広告

検索している顕在層にダイレクトに検索キーワードに関連する広告を表示することができます。主にYahoo!検索の検索結果に掲載されますが、ほかに「Bing」や「朝日新聞デジタル」など提携の検索結果にも広告を表示させることができます。

・ディスプレイ広告(予約型)

商品やサービスの認知・ブランディングに寄与する多彩でリッチな表現で視認性の高い広告枠に表示回数保証で広告を配信することができます。属性などのターゲティングをしての配信も可能です。

・ディスプレイ広告(運用型)

広告内容に興味がありそうな潜在層に対して、出稿目的に応じた効果を最大化する配信をすることができます。Yahoo!JAPANのコンテンツ以外にも多様なパートナーサイトへ広告掲載が可能です。

 

Yahoo!広告 検索広告とは?
Yahoo!JAPANで検索した際に、検索キーワードに応じて、検索結果ページに表示されるテキスト広告です。ユーザーが検索したその瞬間に広告でアピールすることができます。検索結果への広告掲載は、Yahoo!JAPANの他にヤフーと提携パートナーサイトにも可能です。

 

 

Yahoo!検索広告のターゲティングメニュー

・サイトリターゲティング
過去にサイトを訪問したことがあるユーザー、コンバージョンに至っていないユーザーに広告を表示することができます。

リストを使用したターゲティングのため、リスト内のユーザー数が少ないとターゲティングができません。

・地域ターゲティング

特定の地域に限定や除外して配信することが可能です。検索ユーザーの所在地や検索キーワードの情報から判定します。

・デバイスターゲティング

デバイス単位(PC・スマホ・タブレット)で絞り込んで広告表示をしたり、入札単価を調整することが可能です。

・曜日・時間帯ターゲティング

曜日や時間帯を指定して広告配信することが可能です。営業時間内のみの配信など自由に設定することが可能です。

 

Yahoo!広告 ディスプレイ広告とは?
 
Yahoo!JAPAN TOPページを中心に、多彩なフォーマットやターゲティングを活用し配信できる広告です。圧倒的な露出量とリッチな広告表現で「認知向上」に寄与する「予約型」と、「コンバージョン」や「サイト誘導」など予算内で出稿目的を最大化する「運用型」の2タイプあります。

 

ディスプレイ広告(予約型)

「ブランド認知の向上」を目的としたYahoo! JAPAN トップページを中心に視認性の高い広告枠に広告配信が可能です。

特長
・予約形式での確実な広告配信
・訴求力の高い特別フォーマットが利用可能
・ブランド効果測定も可能
・可能ターゲティング:性別・年齢/興味関心/購買意向/属性・ライフイベント/曜日・時間帯/デバイス
 

ディスプレイ広告(運用型)

認知から獲得・継続までフルファネルに対応した広告配信・出稿目的に向けた精度の高いターゲティング

特長
・予算設定が可能
・出稿目的の最大化
・柔軟な広告配信が可能
・可能ターゲティング:
 性別・年齢/興味関心/購買意向/属性・ライフイベント/曜 日・時間帯/デバイス
運用型のみ可能なターゲティング:

 サイトカテゴリー/プレイスメント/サーチキーワード/コンテンツキーワード

 

ディスプレイ広告(運用型)の広告掲載先

Yahoo!JAPANの各サービス、Yahoo!ニュースやYahoo!メール

 

YDAの広告形式・必要素材

・レスポンシブ広告

利用可能な広告スペースに合わせて広告のサイズ、デザイン、フォーマットがに自動的に調整され、テキスト広告またはイメージ広告が表示されます。タイトル、説明文、画像が必要となります。

参考:https://ads-help.yahoo-net.jp/s/article/H000044241?language=ja
   https://ads-help.yahoo-net.jp/s/article/H000044228?language=ja
 
 

・バナー入稿サイズ

決められたサイズ毎のバナーが必要となります。審査が通ったバナーのみ広告配信されます。

他とのクリエイティブの兼ね合いから規定サイズのバナーを利用する場合でもディスプレイネットワークのあらゆる広告枠に対応できるようにレスポンシブ用の素材を準備しておくことも重要です。

 

Yahoo!広告ディスプレイ広告のターゲティングメニュー
 
 
 【広告を配信する曜日・時間帯、デバイス、地域】
 
・曜日・時間帯ターゲティング
曜日や時間帯を指定して広告配信することが可能です。営業時間内のみの配信など自由に設定することが可能です。
 
・デバイスターゲティング

デバイス単位(PC・スマホ・タブレット)OSAndroidios)、プラットフォーム(ウェブ・アプリ)広告配信を設定します。

・地域ターゲティング

都道府県単位・市区単位・距離圏設定で特定のエリアに限定や除外して配信することが可能です。エリア毎に入札価格を調整して、強弱をつけて配信することもできます。

 

【広告を配信するユーザー】

・性別・年齢ターゲティング
性別(女性・男性・不明)、
年齢(1819歳、2024歳、25歳~29歳、30歳~34歳、35歳~39歳、40歳~44歳、45歳~49歳、50歳~54歳、55歳~59歳、60歳~64歳、65歳~69歳、70歳以上、不明)から選択して配信することができます。
 

性別・年齢のターゲティングは、年齢帯を判定したユーザーのほかに掲載面の配信実績やユーザーの検索履歴などの興味関心情報を基にした機械学習により、選択した性別・年代であると推定されるユーザー(推定ユーザー)にも広告配信されます。

・オーディエンスリストターゲティング

いわゆるリターゲティングです。オーディエンスリストを作成して、リストへの配信・除外することが可能です。リストを組み合わせた指定もできます。

・サーチキーワードターゲティング
Yahoo!JAPANの各種検索機能でユーザーが検索したキーワードを利用し、ターゲティングすることができます。
指定したキーワードを過去に検索したユーザーに対して、ディスプレイ広告が配信されるウェブページを訪れたタイミングで広告を配信します。検索広告で使用しているキーワードと併用することで相乗効果が期待できます。
※検索履歴の選択有効期間「1日以内」「3日以内」「7日以内」「14日以内」「30日間」
※有効期間内のサーチキーワード検索回数「1回以上」「2回以上」「3回以上」

 

【広告を配信するコンテンツ】
 
・サイトカテゴリーターゲティング
特定カテゴリーに関する広告掲載面に広告配信できるターゲティング機能です。
 
・プレイスメントターゲティング
広告の配信先・除外先のウェブサイトを指定して広告配信できるターゲティング機能です。広告を配信する(または配信対象外とする)ウェブサイトを指定することで広告の配信先を制御できる機能です。
プレイスメントターゲティングを使用して、

スマートフォン版ブランドパネル枠とプライムカバー枠に配信することも可能ですが、推奨入札単価の設定に注意が必要です。

・コンテンツキーワードターゲティング

広告の配信・除外したいウェブページやアプリのコンテンツの内容をキーワードで指定して広告を配信できるターゲティング機能です。

 
ターゲティングメニューの組み合わせをすることも可能です。
あまりターゲットを絞りすぎてしまうと肝心の広告が配信されなかったり、本来広告を届けるべきユーザーに広告が届かなかったりする恐れがあります。
 

Google広告のディスプレイ広告(GDN)と同じようなディスプレイ広告ですが、両者の違いとしては、広告の掲載面が、YDAYahoo!提供のニュースや天気などのコンテンツ中心に対して、GDNは、YoutubeGmailなどのGoogleプロダクトと個人コンテンツに設置されているアドセンスに掲載されます。

現在では、GDNの広告掲載面として、Yahoo!ニュースの2階層目など確認されています。どちらも利用ユーザーが多く、目的に合わせて配信面や掲載結果から判断して、選択していくことが重要です。また、GDNYDAを両方活用して、無駄なく配信することも運用方法によっては可能ですので、お気軽にご相談いただければと思います。

目的やターゲットユーザー、業種やサービス内容によって、Google広告がよいのか、Yahoo!広告がよいのか、弊社では事例をはじめ数値管理をしております。プランニング段階からGISなどのマーケティングデータを活用して、最適なご提案をさせていただきます。来店集客などで、Google広告(特にP-MAX)やYahoo!広告のご相談や実施が増えております。
まずは、ご相談レベルでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。
 

 参考:デジタル広告の店舗別予算と販促を最適化するサービス「フリワケ」とは?

FBサイズ対応  

弊社オリコミサービスは、Google広告のすべての運用広告の認定資格を保有しており、2023 Premier Partner となっております。Premier Partner とは、毎年、参加代理店の上位 3% に付与される、Google Partners プログラムで最上位のステータスです。

Google premier2023バッジ

 

株式会社オリコミサービスはGoogle Partnerになるための要件をすべて満たしています。