2023年もあっという間に12月を迎えましたが、本記事では、1年のまとめとして、今年あったGoogle広告の変更点を形式やキャンペーンに関わるポイントをピックアップして振り返りつつ、Google広告の現在利用可能な広告形式・キャンペーンタイプについて説明していきます。
現在、Google広告には、検索広告をはじめ、ディスプレイ広告、動画広告、ショッピング広告、アプリ広告の異なる形式の広告があり、キャンペーンタイプとしては、検索、ディスプレイ、スマート、アプリ、ショッピング、動画、デマンドジェネレーション、P-MAXなどがあります。
2023年に発表されたGoogle広告の変更点は、「YouTube広告のオーバーレイ広告の4月6日以降の廃止」や「旅行関連の目標達成のための P-MAX ホテルキャンペーン」、「ファインド広告のデマンドジェネレーションへのアップグレード」がありました。
YouTube広告については、オーバーレイ広告が廃止となり、スキップ可能なインストリーム広告・スキップ不可のインストリーム広告・インフード動画広告・バンパー広告が、Google動画広告(YouTube広告)のキャンペーンで使用可能な広告フォーマットとなっております。キャンペーン目標によって、利用する広告フォーマットが異なってきます。※Google動画広告(YouTube広告)については、別記事で説明しますので、そちらをご覧頂ければ幸いです。
https://service.orikomi.co.jp/ja/list/googleads-youtube
旅行関連の目標達成のための P-MAX ホテルキャンペーンは、P-MAXのGoogle AIを活用したこのキャンペーンは、宿泊施設を探しているユーザーに対し、Google のあらゆる広告チャネルと広告枠で効果的に広告を配信ができ直接予約を増やせるようになります。
2023年もP-MAXを使用できるビジネスが増え、Google AIを活用した自動化や機械学習による配信アプローチが主流となりつつあります。アップグレードされるデマンドジェネレーションは、他プロダクトとの差別化要因に「ソーシャル メディアに似た購入フロー」とGoogleが挙げている点から推察するとYouTubeショートの追加も含め、アセットをそのままTikTokやInstagramで利用していくような運用も想定できます。
広告形式とキャンペーンタイプ以外でも運用の部分で変更もありました。P-MAXの入札方法や新機能追加やGA4へ移行したアナリティクスのアプリキャンペーン向けの新機能追加等々です。
(2023年11月数値 出典:Statcounter https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/all/japan)
ショッピング広告: 商品の画像、価格などを含む広告がGoogleショッピングやGoogle検索結果に表示されます。店舗に近い位置にいるユーザーに対して在庫商品を知らせ、実店舗への来訪を促すことができるローカル在庫広告もあります。
アプリ広告: モバイルアプリケーション内で、アプリのダウンロードやインストールを促進するための広告が表示されます。
広告形式のほかにキャンペーンタイプは、
検索:Google検索で関心の高いユーザーに適切なタイミングで広告表示
ディスプレイ:魅力的なクリエイティブを活用して300万件のサイトやアプリでユーザーにアプローチ
スマート:小規模ビジネス向けのワンストップソリューションでユーザーにリーチ
アプリ:アプリのダウンロード数を増やし、エンゲージメントを高める
ショッピング:購入する商品を探しているユーザーに商品を表示
動画:YouTubeの視聴者にリーチしてコンバージョンを獲得
デマンドジェネレーション:YouTube、Gmail、Discoverなどで広告を配信
P-MAX:1つのキャンペーンですべてのGoogleサービスのユーザーにリーチ
弊社では、すべての運用広告の認定資格を保有しており、2023 Premier Partner です。Premier Partner とは、毎年、参加代理店の上位 3% に付与される、Google Partners プログラムで最上位のステータスです。
Google広告をはじめとしたウェブ広告をプランニングの段階からGISなどのマーケティングツールを用いた配信設定のご提案などもあわせてサポートさせていただいております。各種の事例もございますので、ご相談レベルでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
参考:デジタル広告の店舗別予算と販促を最適化するサービス「フリワケ」とは?