2024年1月24日に SO Technologies株式会社様と共催で開催しますセミナーに先がけた「Google広告のP-MAXキャンペーン」についての説明した記事になります。
Google検索、Gmail、YouTubeなどのGoogle広告の主要な広告枠に機械学習によって最適化された広告配信が行われるキャンペーンです。検索、ショッピング、ディスプレイ広告、YouTube広告、Discover、Gmail、Googlマップに広告配信されます。
P-MAXキャンペーンは、現在3種類「販売促進」「見込み顧客の獲得」「来店数と店舗売上の向上」があり、機械学習によって目的に応じた広告配信されコンバージョンを最大化させます。
従来は、検索広告、ディスプレイ広告など広告メニューごとに広告運用が必要だったものが、P-MAXは、すべての広告メニューにコンバージョンに至る可能性の高いユーザーに向けて、適切なタイミングで、適切な広告枠にGoogleAIが自動的に広告を配信してくれます。そのため、すべての広告枠での配信データが蓄積され、機械学習によって、常に広告パフォーマンスが改善されながらの広告配信となるためコンバージョン精度が向上しやすいとされています。主要な広告枠に配信がされることで、これまでにリーチしていないユーザーにも広告配信がなされ、コンバージョン機会が増える可能性が高まります。
・これまでリーチしていなかったユーザーへ広告配信が可能
P-MAXは、GoogleAIによる機械学習による最適化・自動化を通した効果の高い広告配信が期待できる反面、機械学習の効果が安定するまでに時間を要する場合があります。そのため既に実施している広告キャンペーンがある場合は、既存キャンペーンを継続した上で、P-MAXキャンペーンと併用が推奨されています。ある程度のデータがないと機械学習のちからが発揮されないということです。
また、P-MAXキャンペーンでは、自動化された広告配信になるため「自社サイト訪問ユーザーのみに配信」などの細かなターゲティングやリスト配信ができません。プレイスメントなど特定のターゲティングやキーワードの除外なども基本的にはできない仕様となっております。
現状では、機械学習のアルゴリズムが不明なため、通常のキャンペーンで見えていた細かな数値を見ることが出来ないため、広告配信結果のレポートでは、成果要因を分析する要素がありません。
基本的には、機械学習によって最適化されていくため、AI対応できない広告文や画像などのアセットをパフォーマンス評価を確認して入れ替えをしていく必要があります、
・配信結果のレポートデータでは詳細な分析ができない
この部分については、1月24日に開催予定のSO Technologies株式会社様と共催のセミナーの内容となりますので、セミナー終了後に加筆修正致します。
「P-MAX for Store Goals」は、店舗型ビジネスにおいては、来店を促進させるための施策の1つとして、今後も要注目のデジタル広告です。
ご興味ある方は、ぜひお気軽にセミナーにご参加頂ければと思います。
弊社オリコミサービスは、Google広告のすべての運用広告の認定資格を保有しており、2023 Premier Partner となっております。Premier Partner とは、毎年、参加代理店の上位 3% に付与される、Google Partners プログラムで最上位のステータスです。